訃報。
漫画家の和田慎二さん、死去。
ヤフーでこの記事見つけた時、我が目を疑いました。
病気をされていたとか、そういう話題を聞いてなかったので、
本当、突然でした。
和田先生の作品とは私が物心ついて、
漫画を読みだした頃からの付き合いでした。
姉が読んでいた少女漫画誌を私も読んでいまして、
明らかに他の漫画とタッチの違う漫画があって、それがとても面白い。
その面白い漫画の作者は誰だ？
そして和田慎二先生の名を知りました。
私が読みだしていたころの少女マンガは女性作家が主流で
男性作家はかなり少なく、まして常に第一線という人は限られていました。
和田先生はずっと第一線で、いつも面白い作品を読ませてくれていました。
月刊少女マーガレット時代の『超少女明日香』は大のお気に入りで、
第一作の前篇を読んで、その面白さに引き込まれ、早く後編が読みたいと
次の号が出るのを今か今かと待っていたのを昨日の事の様に感じます。
働き出して、自然と少女漫画を読むことからも離れ、
先生の作品とも遠くなりましたが、
店頭で平積みされる先生の新作単行本を見つけては、
まだ頑張っておられるのだと安心するとともに
継続する力に敬意を感じてました。
ですが今日の訃報、もう新作は読めないのですね。
また大切な『当たり前』を無くしてしまいました。
和田先生、楽しい作品をたくさんありがとうございました。
安らかにお眠りください。
